ファミリーキャンプしてみたい!その4【いよいよテント購入? その前に】

「そろそろテントを買ってみようかな?」
ファミリーキャンプに慣れてくると、こんな気持ちが湧いてきますよね。

でも、ちょっと待って!
結論から言うと……

結論:テントは買う前に“レンタルで試す”のが断然おすすめ!

しかも、ただレンタルするのではなく、
キャンプ場の“手ぶらキャンププラン”をフル活用して、まずテント泊を体験してみる
のが一番おすすめです。

なぜなら——
キャビンやバンガロー泊とテント泊は、同じキャンプでも全くの別物だから。
そして何より、手ぶらキャンププランなら失敗しにくいという大きなメリットがあります。

この記事では、
▼キャビン泊とテント泊がどれほど違うのか
▼なぜ買う前に「手ぶらキャンププラン」で試すべきなのか
▼子連れテント泊でチェックしたいポイント
を初心者のパパママ目線でわかりやすく解説します。


■ キャビン泊とテント泊は「似ているようで全く違う」

まず大前提として、
キャビン泊=アウトドア版の素泊まり旅行
テント泊=“家づくり”から始まるレジャー

これくらいの違いがあります。

私がこれまでしつこいほどキャビン泊をお勧めしてきたのは、初めての方に慣れないテント泊をして「向いてないや」「無理だわ」と辞めて欲しくなかったからです。

● 設営の大変さが別レベル

キャビン泊:荷物を置いたらすぐ家
テント泊:

  • テント設営
  • タープ設営
  • ペグ打ち
  • レイアウト作り

この“設営〜寝床作り”という一連の流れが、テント泊の最大の山場です。

● 快適さを自分たちで作る必要がある

キャビン:冷暖房完備、虫少なめ
テント:外気の影響をもろに受ける、寝心地はマットと寝袋次第

温度・湿度・虫対策など、快適に眠るための環境づくりが必須です。

● 子連れキャンプでは特に差が出る

設営中に子どもが飽きたり、
夜中のトイレが遠かったり、
寝床の寒さ・暑さに影響されたり……。

キャビンの延長だと思うと「こんなに違うの!?」と驚くポイントがたくさんあります。


■ テント購入前に“手ぶらキャンププラン”を試すべき理由

ここからが本題!
テント泊を試すとき、ただのレンタルも良いですが……
断トツでおすすめなのが、キャンプ場の「手ぶらキャンププラン」。

理由は3つ。


① 設営をスタッフさんが手伝ってくれるから安心

「これ、どっちが前?」
「ペグってこんなに曲がって大丈夫?」
「ロープの張り方がわからない…」

初テント泊だと、こういう小さな不安が山ほど出ます。

でも手ぶらプランなら、
スタッフさんが設営を手伝ってくれたり、必要なポイントだけ丁寧にサポートしてくれるキャンプ場がとても多いです。

結果、

  • 苦手意識がなくなる
  • 間違った設営をしない
  • 家族でケンカになりにくい(笑)

初心者ファミリーには最高の環境です。


② 必要な道具が全部そろっていて“正解のセット”を体験できる

手ぶらプランの内容は、だいたいこんな感じ。

  • テント
  • タープ
  • テーブル・チェア
  • 寝具(マット・寝袋)
  • ランタン
  • BBQグリル・焚き火台
  • 調理器具一式

つまり、
**「これさえあれば快適にテント泊ができる」**というセットがそろっているので、
自分でアレコレ買い足す必要がありません。

どんなギアが必要なのか、
どれくらいのサイズが快適なのかも自然と理解できます。


③ 撤収のコツも教えてもらえる

テント泊の山場は、実は撤収

朝、眠い子どもを横目に濡れたテントを乾かしながら畳む……
正直、なかなかの重労働です。

でも手ぶらプランなら、
スタッフさんが「撤収のコツ」や「畳み方のポイント」を教えてくれたり、
場合によっては一緒に手伝ってくれるところもあります。

これだけで撤収のストレスが激減します。


■ 手ぶらキャンプでチェックすべきポイント

● テントサイズは家族に合ってるか?

  • 4人家族なら“最低5〜6人用”が現実的
  • 荷物置きや寝返りスペースも必要

実際に寝てみると、必要な広さがよく分かります。


● 設営・撤収はどれくらい時間がかかる?

「うちの子たち、設営中にどんな感じかな?」
「大人2人で無理なくできる?」

手ぶらプランだとスタッフさんが助けてくれる分、
リアルな難易度が把握しやすいです。


● 夜の快適性はどう?

  • 寝心地
  • テント内の温度
  • 湿度
  • 子どもの寝つき

これらを体験しておくと、購入後のミスマッチを防げます。


■ 体験して初めて「わが家のスタイル」が見えてくる

手ぶらキャンププランを1〜2回体験すると、
自分たちの好みやスタイルが自然に見えてきます。

  • 設営重視?
  • 広さ重視?
  • デザイン重視?
  • 撤収の楽さ重視?

これが分かれば、
次に選ぶテントが“失敗しにくい”ものになります。


■ まとめ:テントは急いで買わなくてOK。まずは体験しよう!

キャビン泊とテント泊は、同じキャンプでも全く違う世界です。
そしてテントは高価で大きく、買い直しが難しいギア。

だからこそ——

買う前に「手ぶらキャンププラン」で1回テント泊をしてみる

これがもっとも失敗しない、そして家族全員が楽しめるステップです。

  • 失敗しない道具一式がそろっている
  • スタッフさんが優しくサポートしてくれる
  • 夜のリアルな快適性が分かる
  • わが家に合うスタイルが明確になる

この体験をしたあとで選ぶテントは、間違いなく“家族にぴったりの相棒”になるはずです。

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